4月20日（土）午前10時から、リビング・アカデミー（以下LA）の2024年度始業式が自由学園記念講堂で行われた。9期生19名の新入生を迎え、今年度も継続をされる1～8期生118名を加えて、137名で9年目がスタートした。
＜始業式＞
はじめに、新入生（9期生）19名の氏名点呼が行われ、名前を呼ばれると起立して、後ろに座っている人たちの方へ向いた。全員の氏名点呼が終わると、新入生へあたたかい拍手が送られた。続いて、出席してくださった講師の先生の紹介があった。
104年前の開学式で歌われた讃美歌74番を村山順吉理事長の伴奏で讃美した後、4月に学園長に就任した更科幸一学園長から、「新年度から学園長に就任しました。リビングアカデミーの皆さんと共に、自由学園を世の中の希望となるような学校にしていきましょう」との歓迎の辞があり、続いて学園長から新入生の代表の学生にLAのバッジが贈呈された。
その後、赤木博子LA担当理事からの挨拶とLAスタッフの紹介があり、最後に「LA賛歌」を歌って、始業式を終えた。
新入生点呼の様子
休憩をはさんで、LAスタッフより「LA学生のしおり」に沿って、一年間の学びのスケジュールや選択クラス、自主活動などについて約1時間をかけて詳しく説明があり、午前の部を終了した。
＜昼食＞
昼食は初等部食堂で、A～K家族の同じ家族のメンバーと食卓を囲んで手作りの昼食をいただく。この日の献立は、お赤飯、松風焼き、千草和え。食後に「希望満充」というサツマイモ餡のお菓子がついた。
昼食の時間には、お弁当の献立の報告と、自主活動の内容の説明や、活動予定についてなどの報告がなされた。
＜家族ミーティング＞
LAは、学生同士がより交わりを深めるために「家族」という“組織単位”で構成されている。
今年度はA～Kの11の「家族」に12～13人ずつが分かれることになった。昼食後は、さっそくこの家族ごとに分かれて約1時間、自己紹介や先輩学生が新入生にLAの楽しさや楽しみ方を伝えるなどの交流の時をもち、合わせて家族長、副家族長の選出も行った。
家族ミーティングの終了をもって、1日のスケジュールを終了した。
家族ミーティングの様子
＜キャンパスツアー＞
新入生だけは、家族ミーテイング終了後、３つのグループに分かれて、LAスタッフの案内でキャンパスツアーを行った。
今年度も、LAの目指す「学び」、「交わり」、「楽しみ」、「社会に役立つ」が実現できる1年であることを願っている。
キャンパスツアーの様子