【保護者会委員会通信】<秋の小さな読書会>開催/全校 保護者へのお知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

【保護者会委員会通信】<秋の小さな読書会>開催/全校 保護者へのお知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

全校 保護者へのお知らせ

【保護者会委員会通信】<秋の小さな読書会>開催

2021年10月22日

 

 

 10月15日、午前10時からと午後8時からの2回、オンラインで自由参加の読書会を開催しました。これは、第一回第二回の四部合同読書会で寄せられた「時間が合わず参加できなくて残念」との声にお応えし、保護者同士、落ち着いて読書をしてゆっくり話す時間を持ちたいと、四部委員長会が企画したものです。

 午前には11家庭、午後には30家庭の参加がありました。読書箇所は「おさなごを発見せよ」です。登校再開後の学園の風景を共有しながら朗読し、その後は4,5人の小さなグループで語り合いました。乳児・幼児の話でありながら、親と子の関係性、距離感の取り方はどの年代にも通ずるものがあると選んだ箇所でしたが、参加された方からは「子どもは学部だが、子ども自身の生きる力を信じられるか、まさに今試されていると感じる」という声や、「中等科にあがった子どもへの声かけが難しい」「小学校中学年だが、怒りすぎたくもないし、放っておけばイライラする」など、今の思いがたくさん溢れてきて、他の保護者から自分の家庭ではこうしていた、というアドバイスが聞かれる場面もありました。

 ある方が友の会で子育ての悩みを話した時に、先輩会員から「それはあなたの困りごとなの? それともお嬢ちゃんの困りごとなの?」と問われたというお話が印象に残りました。親子の距離は近いからこそ、子ども自身をひとりの人格として尊重する大切さを感じます。

 会のあとのアンケートでは「初めて読書会に参加できました」「癒されました」と書かれた方が複数おられ、穏やかで豊かな時間になったことを嬉しく思いました。これからも折をみて、小さな読書会を開催していきたいと考えています。

登校する生徒たち

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