8月4日(月)~9日(土)まで、福島・栃木在住の子どもたちと保護者の方々約60名をお迎えして、自由学園でサマースクールが開かれました。1歳から11歳までの子どもたちで、きょうだい一緒に参加している人もいます。
今年3回目となるサマースクールは、放射線の影響を考えて、普段は外遊びに制限のある子どもたちが、心配することなく思いきり遊べるようにと考えて始められました。関係団体の全国友の会が中心となり、自由学園も協力して、中等科以上の学園生徒の寮を宿舎として使用していただくことにし、皆様が気持ちよく楽しく過ごせるように準備を進めてきました。また、子ども向けや保護者の方々のために、さまざまなプログラムも用意しました。
お食事作りは、全国友の会の会員の方々を中心に、学園の生徒・学生・教師、卒業生がして、手作りの食事を皆でいただけるようにしました。
楽しい生活の中にも規則正しく過ごせるよう、朝は6時に起床し、お掃除をしたり、子どもたちもお手伝いをしたりと、参加者の方も含めて、皆で協力して過ごした1週間でした。
■2日目(8月5日)の様子から
■3日目(8月6日)の様子から
■4日目(8月7日)の様子から
■5日目(8月8日)の様子から
来日中のデンマーク体操の指導者のご一家が来てくださり、初等部の体操館で指導していただいて、皆で楽しく運動をしました。
■6日目(8月9日)最終日
■閉校式
全員で集まり、この6日間を振り返って、感謝の時を持ちました。
女子部・男子部(中等科・高等科)と最高学部(大学部)のリーダー3人も感想を話しました。
3回目の今年は、参加メンバーも、毎年いらしている方、今年初めていらした方と様々でした。学園の生徒・学生はボランティアとしてお手伝いをしていますが、今年は男女合わせて約100人もの生徒・学生が参加を希望しました。3回連続で参加している生徒・学生もいて、1年ぶりにこのサマースクールで子どもたちと再会できたことを、とても喜んでいました。大きいお兄さん、お姉さんたちと遊べることを、子どもたちも喜んでくれて、帰る日には子どもたちは子ども同士、また学園の生徒・学生たちとも、すっかり仲がよくなっていました。
今年は大変暑い日が多く、参加された方々には大変なこともあったかと思いますが、子どもたちが笑顔で楽しんでいた様子が何よりでした。
自由学園での1週間がよい思い出となりますように、また子どもたちとご家族の皆様が、どうかこれからもお元気でお過ごしになられますようにと願いつつ、感謝をもって今年のサマースクールが終わりました。