写真撮影会 （講師 公文健太郎氏）
前日の雨が小止みになって、雨雲の下での開催となりました。天気を気にする参加者に、講師の公文さんは、「雨の写真は色々な場面が楽しめます。自由学園は雨にとても合いますよ」という話しに、皆は元気な気分になりました。次に公文講師がネパールで撮った雨の写真をスクリーンに写し、雨で笑顔の子供達、雨を避ける歩行者など、雨の面白さをレクチャーしました。その話を聞き、「雨と学園」をテーマに皆はキャンパスに出て行きました。
午前中、写真を撮ってきた参加者のメモリーカードを公文講師が、パソコンからスクリーンに写し、多数の写真から特色のあるカットを選んで講評していきます。「今日は灰色の空で、広い空は間が抜けます。切り取ります」「大事なものは横に振って構図を工夫します」と話しながら、プロの目でわかり易く解説し、皆は興味津々です。次々に皆が戻り、メモリーカードがどんどん映し出され、他人の写真を見ながら講評を聞いて多くの学びがありました。再度キャンパスに出て撮った写真をスクリーンで再現すると、はっきり進歩が見られます。公文講師は、その進化を説明しつつ、写真のシリーズ性を考えながら、「花・景色・人で選びます」「枝の雫・濡れた草・雨水に映る校舎で選びます」とカットを並べて物語を作ります。その不思議な魅力に引き込まれる満足感のあるデジカメの会でした。感想の一つは「カメラを通して普段入れない自由学園を歩き楽しかった」と書かれ、来年も期待が大きいと感じました。
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