7月28日から8月7日にかけて、最高学部学生23名と引率教員はオランダで開催されている世界体操祭に参加しています．現地からの報告をご紹介します。
2023年7月31日 雨 21°-16°
初めて演技をする日でとてもワクワクしました。
電車で会場へ向かいました。オランダの電車は吊り革がなく、小さい人には優しくないと思いました。（オランダ人は世界一背が高い）
演技会場のRAIは７ステージが同時進行で発表が行われていました。私たちはデンマーク、国士舘、ラトビア、ウズベキスタン、オーストリア、韓国の発表を見ました。
いろんな体型と年齢の人がいましたが皆レオタードが似合っていて、暖かい会場で、演技をする人もその場を楽しんでいました。
1時間前に会場に入り、出入りの確認をしました。とても緊張した人と全く緊張しなかった人がいましたが、全員自信のある顔をしてました。
会場には1038人も集まり、満席でした。一曲ごとに歓声と拍手があり、特に日本らしい曲の時の反応は良かったです。終始笑顔で、観客やチームメイトの顔を見るとより楽しくなりました。あの会場の雰囲気を言葉では表せません。
演技後には私たちの演技を見てくれた人が次々に声をかけてくれました。「Your team performance was so beautiful!」「Great!」と言ってもらえ、嬉しくなりました。
私たちは体操を専門にしている集団ではないので、技術的に難しいことはしていませんが、何年も同じデンマーク体操を続けてきて、ある意味極めてきて、そして何よりみんなそれが好きで集まってきているので、楽しんで体を動かすということの素晴らしさだったり価値のようなものを体現できたのかなと思います。演技を見たドイツの人から「デンマークスタイルだね」とも声をかけられたので、デンマーク体操ということが少しでも伝わっていたんだなと思うとそれも誇らしい気持ちになりました。
改めて体操は楽しすぎると思える日になりました。
文章 学生（西 理恵・大串千里）