1921年4月15日に開校された自由学園は、本日創立100周年を迎えました。
自由学園では新年度が始まり、各部新入生を迎えて新しい気持ちで日々を過ごしています。
創立記念日の今日は、午前中に中等科以上の在校生・教師が集い、創立100周年記念礼拝が行われました。
その中で自由学園の原点に思いをいたし、100年前に開校式で創立者の羽仁もと子が自由学園を始めるにあたって生徒に語った願いが、確かに今の学園につながり息づいていることを再確認しました。そして100年後の今、現代社会にある様々な課題に向き合いつつ学校がよりよい社会となるよう、生徒たちも教師も一つの家族のように互いを大事にしながら、新しい自由学園をつくっていくことについて決心を新たにする時となりました。
4月12日の中等科・高等科入学式で101個目の星が加わったJIYUの校旗
なお自由学園では「共生共学」の学校づくりの一環として、2024年度には、これまで男女別学であった男子部・女子部（中等科・高等科）を共学とするため、教師と生徒が共に準備を進めています。現在も合同で授業や活動を行う機会が増えつつあります。
自由学園HP内の「自由学園創立100周年記念サイト」では、上記の「共生共学」についての考えをはじめ、100周年事業計画等これからの自由学園についてお伝えしています。
自由学園の特徴ある学びの起源や、創立当初の映像も掲載していますのでぜひご覧ください。
■自由学園創立100周年記念サイト
https://www.jiyu.ac.jp/100th/
自由学園は1学年1クラスの小さな学校ですが、現在約6,000人の卒業生が日本各地また海外に拡がり、学園で学んだことを土台として、それぞれの場で活躍されておられることは、学園にとって大変嬉しいことです。
100周年を機会に女子部卒業生会・同学会が統合され、「自由学園南沢会」として卒業生が一つになって新たに活動が始まったことも心強く思います。
自由学園の卒業生が社会でどのように考え生きているのか。
その一端を下記サイトでご紹介していますのでご覧ください。
■自由学園 100人の卒業生＋
https://www.jiyu.ac.jp/jgs100/
自由学園が、これまで関係者を始め実に多くの方々のお力添えをいただき100年を歩んでこられましたことを、改めて感謝いたします。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
