10月17日の夕べに、自由学園明日館講堂(重要文化財)で、自由学園ゲーデアンサンブルによるコンサートが開かれました。
サロンのように、演奏者を囲んでのコンサートです。
今回演奏したアンサンブルのメンバーは、
ピアノ オリバー・トレンドル氏(名だたる交響楽団と協演し、50枚以上のCD をリリース)
ヴァイオリン ダニエル・ゲーデ氏(前ウィーン・フィルコンサートマスターで自由学園客員教授)
チェロ グスタフ・リヴィニウス氏(チャイコフスキー国際コンクールの覇者)
三重奏を中心に、弦のみの二重奏、ヴァイオリンとピアノの二重奏の演奏もありました。
ダニエル・ゲーデ氏と音楽を通じてかねてより親交のある自由学園理事長の村山順吉も、特別出演でピアノを演奏しました。
ブルッフ、コルンゴールド、ヘンデル(ハルヴォルセン編曲)、ファリャ、ショスターコヴィチ、ブラームスの曲が演奏され、えも言われぬ弦とピアノの美しい音色が、会場に満ちあふれました。
【プログラム】
下記の画像(jpg)をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
プログラムのpdf画像は、こちらからご覧ください。
最後に、ご来場くださった皆様に村山順吉理事長よりご挨拶をいたしました。ご来場に対する感謝を申し上げると共に、自由学園では本物の音、素晴らしい音楽に、ぜひ子どもの時から触れさせたい、それにより未来をつくる子どもたちの感性がより豊かに成長するようにと願って、ダニエル・ゲーデ氏を今年度から客員教授として迎えたことをご紹介しました。
これから自由学園ではダニエル・ゲーデ氏を中心に、一流の演奏家による音楽を幼児生活団幼稚園から最高学部(大学部)までの各段階の在校生が聴かせていただく機会を設けるほか、弦楽器については、児童・生徒・学生対象に指導をしていただくワークショップも計画しています。今年も10月下旬から11月初旬にかけてさっそく実施する予定です。
自由学園ゲーデアンサンブルの演奏
演奏を終えて。右からオリバー・トレンドル氏、ダニエル・ゲーデ氏、グスタフ・リヴィニウス氏
会場の自由学園明日館講堂外観(遠藤新設計)
村山順吉理事長のピアノで三重奏
息をそろえて曲のラストを弾き終わった瞬間
村山順吉理事長よりご挨拶
■10月26日(土)「自由学園コンサート」
自由学園キャンパス内の記念講堂でダニエル・ゲーデ氏客員教授就任記念として、「自由学園コンサート」が開かれます。
一般の皆様もどうぞお越しください。
曲目は一部変わります。
詳細は自由学園HP をご覧ください。
午前の部 https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/70389
午後の部 https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/70281
この機会にぜひ多くの方に、その音色を味わって頂けたらと願っています。
午前の部は、0歳から小学校4年生までのお子さま連れの方もお越し頂けます。