「地球とそこに住むすべてのいのちの持続可能性」を共通テーマに、2017年4月にスタートした「地球市民教育フォーラム」は、おかげさまで多くの方々にご参加いただくことができました。2019年度も3回のフォーラムを計画しています。
第13回「会社を社会を変えるツールに。」
〜持続可能な社会のビジョンのために企業ができること〜
日にち:2019年9月28日(土)
時間:10:40~12:20
場所:自由学園記念講堂
参加費:1,000円(当日受付でお支払いください)
(チラシ裏)
辻井 隆行(つじい たかゆき)
人類の活動は地球の許容力をはるかに超えてしまい、世界中の人が一年間、今の生活をそのまま続けるためでも地球1.7個分の資源が必要であると言われています。私たちは今、人と自然の関わり方を真剣に考え直さなければならない時代を生きています。このような時代に資源を活用してものをつくるメーカーにはどのようなことができるのでしょうか。
たとえばアウトドアウェアを製造販売する世界的メーカーのパタゴニアは、「会社は社会を変えるツール」という理念を持ち、企業の環境的および社会的責任に向き合い、様々な活動に取り組んでいます。毎日来ている服の背景にはどのような問題があるのか、持続可能な社会を実現するためには私たちに何ができるのか。どのようなものの買い方、使い方が求められているのか。皆さんとご一緒に考えたいと思います。
講師プロフィール:
1968年東京生まれ。
早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程(地球社会論)修了。
99年、パートタイムスタッフとしてパタゴニア東京・渋谷ストアに勤務。 2000年、正社員として入社。鎌倉ストア、マーケティング部門、卸売部門などを経て09年より現職。
03年にはグリーンランド、07年にはパタゴニアに遠征してシーカヤックと雪山滑降を行うなど、自然と親しむ生活を送りながら、#いしきをかえよう http://change-ishiki.jp/ の発起人の一人として市民による民主主義や未来のあり方を問い直す活動を続ける。
2016年、日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。
※地球市民教育フォーラムについては、本サイト内「100周年に向けて」のページでもご紹介しています。