映画『新地町の漁師たち』
～福島の海に生きる、漁師として海を守る～（上映時間93分）
監督 山田 徹氏（男子部62回生）
グリーンイメージ国際環境映像祭は映像を通じて環境を考え次世代を担う子供たちに環境問題に取り組むきっかけをつくることを目的にしています。
今回第3回の映像祭には38カ国175作品の応募があり山田氏の作品は第2次審査を通過した12作品のひとつです。
〔ストーリー〕
2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波とそれに伴う原発事故に見舞われた福島県新地町。
放射能に汚染された海では漁業が絶望的状況に置かれました。
復興への道のりは困難を極め、時には漁業従事者の間にも意見の対立が見られ思わぬ軋轢を生むことも・・・。
生活を一変させた大災害から立ち直る過程で見えてきたさまざまな問題を被災者、非被災者という
くくりを超えた目線で『復興』を問いかける記録映画です。
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〔上映情報〕
① 第3回3.11映画祭
2016年3月14日（月） 13：30～（終了後トークイベント） 会場 アーツ千代田（銀座線 末広町駅）
② グリーンイメージ国際環境映像祭
2016年3月23日（水） 19：25～（終了後トークイベント） 会場 日比谷図書文化館（丸ノ内線、日比谷線 霞ヶ関駅）
山田氏は自由学園卒業後、映画監督 羽田澄子氏（女子部23回生）の片腕として経験を積み
今回の記録映画は約4年にわたる撮影期間を経て完成しました。
撮影には男子部61回生 松村敏行氏 同62回生 佐藤公哉氏、柴田大介氏 女子部82回生 平岡雅子氏も
スタッフとして参加されています。
また福島県新地町は自由学園の木造校舎の設計を手がけた建築家 遠藤 新氏の出身地でもあり
ゆかりの深い町です。