６月１５日(水)～１７日(金)、高等科は、長野県北アルプスの蝶ヶ岳(２６７７ｍ)に遠足に行ってきました。心配された天気は、３日間守られ、雨に降られることはありませんでした。
１日目は、７時前に自由学園をバスで出発し上高地に向かいました。上高地で昼食をいただき、宿泊場所の横尾山荘まで、３時間歩きました。この時期の上高地は、たくさんの花が見られ、多くの人が自然を満喫しながら歩くことができました。
２日目は、リーダーの礼拝後７時半に横尾山荘を出発しました。歩き出して３０分、槍ヶ岳が見え、その後も、高曇りの中、北アルプスの穂高連峰の山々が私たちを励ますように見守ってくれているようでした。１２時前に蝶ヶ岳頂上に到着しました。下検分の時にたくさんあった雪は少なくなりましたが、雪の斜面はステップを崩さないように、慎重に登りました。頂上付近で昼食を食べた後、下山しました。心配された雪が残る下りを順調に歩き、４時前に横尾山荘に到着しました。
３日目は、雨の予報でしたが青空が見える朝でした。１日目に歩いた道を戻りました。１日目には、開いていなかった「山芍薬(やましゃくやく)」の花が開き、美しい姿を見せてくれました。上高地を１１時にバスで出発し、途中、松本のアルプス公園で昼食をいただき、１７時半自由学園に戻ってきました。
震災のあった年に行うことのできた遠足、多くの方の支えと祈りの中、無事に終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
近況
