5月31日(日)、4時40分、生徒リーダーと教師リーダーで集まり、前橋気象台に連絡をし、今日の天候の確認をしました。外は青空も除いていたのですが、「午後から突風が吹き雷雨の可能性が高い」ということで、「山沿いは雷に気をつけてください」ということでした。午前中は、天気が持ちそうなので、行ける所までということで、予定通り、5時起床、宿を6時30分に出発し、菅沼(すげぬま)登山口(1735m)より、日光白根山(2578m)を目指し、歩き始めました。下検分ではすぐに雪道になりましたが、登山口近くはすっかり雪も解けていました。歩き始めると目指す弥陀ヶ池方面に雲が下がってきている様子が伺えました。これは予報よりも早くに雨が降り出すかもしれないとガイドさんと話をしていると、30分登ったところで、小雨が降ってきました。強い雨ではなく、樹林帯の中なので雨具を付けるほどではなかったのですが、早い降り始めに心配していました。歩き始めて約1時間半のところで雨が本格的に降り出し雨具をつけて歩きましたが、雷の心配があることと、その後の道に雪がたくさん残っていることを考え、菅沼登山口に引き返す決断をしました。そこからは5班を先頭に雨に濡れた道を慎重に歩きました。登山口には11時半頃に全員が到着し菅沼キャンプ場の軒先をお借りして昼食をいただきました。その後バスで宿に戻り温泉に入り体を温めました。午後の時間はたっぷりあったので学習の時間をとり、数学の美しさについて、日光東照宮についての話を聞きました。夕食は虹鱒の塩焼きを炭火で焼いてくださったものを一人ずつ受け取りいただきました。集まりでは今日の様子を皆で聞きあいました。「頂上には行かれなかったけれど不平不満を言わずに安全を考えて決定に対して素直に受け止められてよかった。皆で頑張ってきたのでくやしいけれど心を揃えて登れたことは嬉しい。登山は終わったけれど遠足は終わっていない」というリーダーの話に皆が今日一日安全に守られたことに感謝をして9時半に就寝しました。多くの思いに支えられた1日でした。
「朝4時40分の空」 「朝食」
「宿を出発」 「少し緊張したバスの様子」
「菅沼登山口に到着」 「ガイドさんの紹介」
「登山開始」
「雨が強くなってきたので雨具を着る」 「下山を決断」
「菅沼キャンプ村にて昼食」
「学習の時間」
「レクリエーションの時間 木へんの漢字を書く」「伝言ゲーム」
「本部の人たちが考えたゲームを行う」
「夕食 虹鱒の塩焼きをいただく」
「礼拝・ミーティング・クラスの集まり」