中等科1年 「那須の生活 秋」/近況 - 自由学園 女子部/東京の私立中学・高校

中等科1年 「那須の生活 秋」/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 女子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

中等科1年 「那須の生活 秋」

2007年10月15日

中等科1年は10月10日から12日まで那須農場で生活してきました。春に植えた稲の刈り取りと、家族替えが主な目的でした。


生徒の感想から
二日目はいよいよ稲刈りの日です。はじめに八月朔日さん(水田の管理をお願いしている方)が稲の刈り方と結束の見本を見せてくださいました。そしてわたしたちがする番です。家族に一丁ののこぎり鎌なので、順番に稲を刈る人、稲をまとめて運ぶ人、結束する人にわかれてしました。15株で一束つくります。八月朔日さんはサクサクしていて簡単そうだったのですが、やってみると力がいり、たいへんでした。けれど三束目くらいからは、慣れてきて軽く鎌を引くだけで切れるようになりました。水田に来たときはオレンジ色や黄色に見えたのに、あっという間に茶色の土が見えるようになりました。(中等科1年 A.Y.)
 
入学して初めての家族と過ごした半年は、本当にたくさんの事があって、本当の自分・友達を見つけるための時期だったと思います。家族懇談もあったのですが、友達に本当のことを言うのは辛いこともあるけれど、言った分だけ仲のよい友達になれると思います。性格の違う人、趣味や意見の違う人、同じ気持ちの人、色々な人と半年家族として過ごす意味が、この那須の生活でほんの少しわかった気がします。自分に足りないものをたくさん教えてもらえたから、ちゃんと気づけるようになれたらいいです。(中等科1年 A.S.)
  

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