学園の「食の学び」の一環として、今年度中等科1年生は、栃木県那須にある学園の水田で田植えと稲刈りを行いました。このお米を、お料理当番の11月8日に自分たちで薪で炊いて、お世話になった方々をお招きして女子部全員でいただきました。
お招きしたのは、那須の学園の水田で米を作ってくださっている八月朔日(ほづみ)さんご夫妻、那須農場の農場員の方々、那須から運ばれてくる米を管理・精米して学園に運んでくださる町田米店のご主人、そしてこのプロジェクトのリーダーである小田泰夫先生です。
1年生は張り切って少し緊張しながらご飯を炊き、また心をこめてお料理をしました。この計画の田植えから稲刈り、玄米になるまでをお世話くださった八月朔日さんご夫妻は、熱心に生徒のご飯炊きの様子を見てくださいました。
このような感謝の時をもつことができたこと、そして豊かな学びが与えられたことを嬉しく思っています。
(写真:学部2年 吉川慎平 文:女子部教師 矢野淳子)