１２月１０日（木）
高等科一年生36人は江東区の木場公園内にある、東京都現代美術館で鑑賞の授業を行いました。
現在開催中の「オノ・ヨーコ －私の窓から －」「ＴＯＫＹＯ－見えない都市を見せる」「ＭＯＴコレクション」の三つの展覧会を自由に鑑賞しました。
「ＭＯＴコレクション」では学芸員の方による作品解説もうかがい、作品にはそれぞれ独自のメッセージが込められていることを学びました。
難解と言われる現代美術作品ですが、歩み寄って、込められたメッセージを読み解く事の楽しさと大切さを学びました。
現代美術は作家の個性のみならず、私たちの社会や生活との深い結びつきを感じることもできました。
「オノ・ヨーコ －私の窓から －」には学園図書館から貸し出された婦人之友増刊号や、オノ・ヨーコ氏が生活団の時に書いた感想が載った「子供の友」も展示されていました。
奇しくも「ＴＯＫＹＯ－見えない都市を見せる」には世田谷生活団に在園した坂本龍一氏（ＹＭＯ）に関する展示、また南沢生活団に在園した蜷川実花氏の作品展示もあり、現代美術作家を身近に感じられた貴重な機会となりました。
