6月11日(木)
遠足2日目は、悪天候が予想されていましたが、一転とても恵まれた天候の下での燕岳登山となりました。
7時半過ぎに登山口から出発して、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと30分ごとに歩いては休憩をとり、11時過ぎに合戦小屋に到着。
小屋の前で昼食をいただきました。
合戦小屋から登っていき、森林限界を超えて這松が生い茂る尾根道を歩きました。
残雪が例年になく少なく、夏道を長く歩きましたが、急な斜面に残る雪道は燕山荘の方が雪の階段を作ってくださっていました。
つま先に体重を乗せるキックステップで慎重に登りながら、槍ヶ岳をはじめとする北アルプスの壮大な姿や眼下に広がる安曇野の街を眺めることもできました。
予定通り、13時過ぎに2日目の宿泊地の燕山荘に到着。
このとき、槍ヶ岳の方向に暈雲と『環水平アーク』が見えました。
『環水平アーク』はオーロラのように強い光を放ち、皆の眼がその神秘的な光にくぎ付けになっていました。
その後、山荘前に荷物を置いて、山頂へ向けて歩きました。
山頂への道では、風雨によって削られた安山岩の奇岩やコマクサをはじめとする高山植物を楽しむこともできました。
山頂では、ブロックごとに記念撮影を行い、またそこから見える景色を目に焼きつけて燕山荘に戻りました。
食事の後、礼拝と集まりをとり、燕山荘のオーナーである赤沼さんから、綺麗なスライドを交えて、お話しをしていただきました。
その後、最終日の下山の確認を行い就寝しました。