3月13日(金)
高等科1年は、味覚についての授業を受けました。
味覚は甘味、酸味、苦味、塩味、うま味の5つがあることから始まって、
・うま味の成分であるアミノ酸はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸、コハク酸などがあり、それらを組み合わせることで味が深まる(相乗効果がある)こと
・鼻がつまっていたり、体調が整っていなかったりすると、うま味をしっかり感じられないこと
・うま味を感じるのに必要なダシの最低量(閾値)があること
などを勉強しました。
授業では、話を聞くだけでなく、鰹節を削ってそれを味わったり、ダシの試飲をしたり、五感を使った体験もありました。
ダシの試飲では、昆布、鰹節とその混合の3種類を飲み比べ、相乗効果を実際に確かめました。
一年間の料理のまとめも兼ねて、充実した学びになりました。
汁物を作るときには、ダシや成分にも意識して今回の学びを生かしていきます。