12月13日(土)
男子部女子部の中等科高等科の地学特別授業がありました。講師の先生は、東京大学地震研究所の酒井慎一先生です。1・2単位目に中等科、3・4単位目に高等科と分かれて授業をしていただきました。自由学園の記念講堂横地下20mには、2008年から東京大学地震研究所の設置した地震計があります。これは、「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の関東平野280ヶ所に地震計を設置する計画に自由学園が協力している一環として行われたものです。
日本付近に地震が多い理由や、現在の地震予知の現状、関東平野で心配される地震についてなど、生徒達にとって興味深い内容でした。実際の地震計を持ってきて下さったり、地下20mに設置した地震計の波形をリアルタイムに見せていただき、実際に生徒達が一斉に飛び跳ねて、地震計が感知して波形変化する様子を皆で観察しました。
生徒たちが書いた質問に答えていただく時間もとりました。