2日目は広島市内での学習でした。午前中は平和記念資料館をじっくりと見学し、宿泊先のホテルで昼食をとりました。午後は、柳川良子さんから被爆体験のお話を伺い、緊張感のある1時間でした。その後、４つのグループに分かれ、広島友の会の方々に案内していただいて平和記念公園内の碑を巡りました。それぞれがヒロシマの思いを肌で感じる1日となりました。広島友の会から、もみじまんじゅうをいただき、皆大喜びでした。
生徒の感想より
「私達は研修旅行に行く前に原爆に関する詩や文章を読み、当時のことを少し学習しました。その内容を思い出しながら、実際に碑をめぐり、その碑に込められた思いや当時の様子を聞いて、今の広島からは想像もできないようなことが起きていたと知り、とても驚きました。」
「平和記念資料館を見学したあとの碑めぐりは、碑を建てた人々が抱いた平和を願う思いを一層感じられたと思います。一番印象深かった碑は、“嵐の中の母子像”です。何の罪もないお母さんも幼い子供も、原爆によって無差別に被害をうけ、またこのような親子もたくさんいたのだ、と感じて悲しくなりました。これからの生活の中でも平和とは何なのか、どのような世界を平和とよべるのか、考えていきたいと思います。」
