中等科3年は10月29日から11月1日までの4日間、広島と三重県の海山へ研修旅行に行きました。中等科3年間の総まとめとしてのこの旅行は、広島で戦争による被害と加害の歴史を学び、海山では森林について学び、多角的な視野で考える、という目的をもって実施されています。
1日目は瀬戸内海に浮かぶ大久野島へわたり、ガイドの山内さんに毒ガス資料館・島内にある戦跡等を案内していただきながら、熱のこもったお話を伺いました。
生徒の感想から
「戦争で毒ガスを使用してはいけないこと、それを日本が使用してしまったことに驚きました。そのことにより、戦争中だけではなく今も毒ガスの被害により苦しんでいる人がいると聞き、とても悲しい気持ちになりました。
このような被害が目に見えて分かるのに、まだ毒ガスや核を持っていたり、使用している国があります。同じ過ちを2度と繰り返さないよう、私達は毒ガスの事実を伝えていきたいと思いました。」