高等科1年 百人一首かるた特別授業/近況 - 自由学園 女子部/東京の私立中学・高校

高等科1年 百人一首かるた特別授業/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 女子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

高等科1年 百人一首かるた特別授業

2012年3月12日

高等科1年は、元かるたクィーンの今村美智子先生をお迎えして、百人一首かるたの特別授業をしていただきました。
今村先生は4期かるたクィーンを続けられた方で、現在は全日本かるた協会の理事、また海外に競技カルタを広める活動を熱心にされています。
今村先生とともにお出でくださったのは、今村先生のご息女の波多野淳子さん、今村先生のかるた会の弟子の仲原杏子さんのお2人。
共に本学園の卒業生で、波多野さんはA級、仲原さんはB級の腕前を持つ実力者です。

授業が始まると早速、今村先生のかるたの暗記術。
短時間で25枚の札の位置を覚える早業に大きな拍手が起こりました。
その後波多野さんと仲原さんによる模範試合を見せていただきました。
目にも留まらぬ技とはこのこと、「今の札は最初の一文字を聞いて右に動いたけれども、次の音で左の○○の札をもどってはらいました。」という解説を伺って、ようやくどのような取り方をしたのかがわかる、というほど素早い動きで、生徒たちも感心しきりでした。

その後2人組みに分かれて20枚の札を使っての実戦、今村先生がルールを考案された「坊さんめくり」で大いに楽しみ、あっという間の1時間半の授業が過ぎました。

生徒の一人は、「『百人一首』というと『難しい』というイメージを持っていましたが、今日は決まり字を教えていただいて楽しく覚えられました。
競技かるたの実戦を見てこれまで以上に興味がわきました。」という感想を述べていました。

「本物に学ぶ」楽しく豊かな時間でした。

    

     

    

    

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