１２月１５日、高等科１年は日本史と地理の学習のため、両国にある江戸東京博物館とその周辺地域を見学してきました。博物館では、江戸時代を中心とした昭和期までの江戸東京の歴史・文化が紹介されており、豊富な実物資料や復元模型などの各展示を見ることができます。皆じっくりと興味を持って館内をまわり、時間が足りないという声も上がりました。実際に目をつかって確かめることで、これまでの学習内容をより深く理解することができたようです。
午後は旧安田庭園を通って大名屋敷の雰囲気に触れた後、両国からお台場まで東京水辺ライン（水上バス）に乗り、船上から隅田川～東京湾の周辺を観察しました。この湾岸地域は、江戸時代からの埋め立てによって都市が形成されてきましたが、その改変の歴史を感じつつ現在の姿をじっくりと見ることができたと思います。この日は素晴らしい晴天で気温も高く、１時間半近くのクルージングでしたが、船室の外に出て風を感じながら景色を楽しむことができました。最後はお台場の海岸で休憩をとり、ゆりかもめに乗って帰途につきました。
天候にも恵まれ、とても気持ちよく充実した一日となりました。今回の見学を来学期以降の勉強にも活かしていきたいと思います。
