11月末の教育報告会で、高等科一年は高等科二年とともに衣について発表します。
10月27日、その勉強のため、高等科一年の8名は八王子にある田口織物工場(HPはコチラ)に見学をさせていただきました。
田口織物工場は、工芸研究所のプラネテ(リンクはコチラ)の生地を織ってくださっている工場です。
工芸研究所の田村先生の紹介で、見学が実現しました。
工場では、まず織機で織っているところを見学しました。
ちょうど黄色のプラネテ生地が織られているところでした。
最後に、デザインから織物になるまでについて説明をしていただき、また、いろいろな種類の織物も見せていただきました。
説明のおかげで、織りかたの違い(平織り、綾織り、朱子織り)や、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)がどのように交差して、模様ができるのかまで良く理解することができました。
また、たくさん考えていった質問についても、丁寧にお答えしていただきました。
説明を聞けば聞くほど、織物は奥が深いことがわかってきました。
普段何気なく着ている洋服についても、また、お裁縫の授業でも、今回学んだことを意識して生活に生かしていけたら良いと思いました。