講座の内容と日程
みんなの日 ~教養講座~ - 45歳以上の方々の学校【自由学園 リビングアカデミー】
講座の内容と日程
(2021年10月23日)
教養講座では、「みんなの日」(毎月1回、原則土曜日)の午前中に、私たちの身近にあるテーマをとりあげて、その分野の専門的な知見を有する講師から講義を受けます。また、講師との質疑を交え語り合うことで、関心を持っていたことを深め、また新しい分野についての知識を広げます。
昼食前に軽く体をほぐします。
(2019年)
全員が一緒にいただきます。
仲間と話す大切なひとときです。
交替で配膳、
片づけをします。
午後は、 皆の関心あるテーマを探して、学生同士の交流や家族間の懇親などさまざまな活動をします。
小グループの「家族」ごとに懇親の時間(2021年)
学びの発表と交流の場「LA祭」(2021年)
LA協力委員会主催「気功体験会」(2021年)
開催日 | 5月7日(土)、6月25日(土)、7月30日(土)、9月3日(土)、10月21日(金)、11月12日(土)、12月10日(土)、1月21日(土)、2月11日(祝・土)、3月24日(金) |
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半導体は産業のコメと言われ、経済安全保障上からもその重要性が増しています。80年代世界の頂点に立った半導体メモリ研究開発の体験、報われた悦び、幸運と教訓、日本半導体復活への私見を述べます。
東北大学工学部卒。工学博士。日立製作所中央研究所で主に半導体メモリの研究開発に従事。カリフォルニア大学バークレー校ならびにスタンフォード大学客員教授、国立交通大学(台湾)主任教授などを歴任。紫綬褒章、旭日小綬章などを受賞。
多くの子どもたちは居場所を家庭から社会集団に移して成長している。親子を支えて来られたLA生の方々をパネラーとして、その体験から子どもの心をのぞいてみる。新たな発見・驚きを学び大人の責任を考えたい。
2021年8月、アフガニスタン政権が瓦解し、周辺国にも大きな衝撃が走った。アフガニスタン情勢を概観し、現政権の動き、地域の国際関係のあり方とユーラシアの地政学的激動、日本がすべきことについて考えます。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・同博士課程単位取得。政策・メディア博士(慶應義塾大学)。専門は国際政治、旧ソ連地域研究。『コーカサス 国際関係の十字路』(2008年、集英社新書)でアジア・太平洋賞特別賞を受賞。著書多数。
日本人なら誰もが親しんでいる和食の四天王「寿司・そば・てんぷら・うなぎ」はほどんど江戸時代に誕生。そのルーツや上方との味の違い、魚・野菜・酒などの流通や和食の歴史を浮世絵で詳しくたどります。
世田谷区生まれ。1960年東京大学卒業後、日本経済新聞社に入社。1997年同社を退社し、彩美社を設立。2008年 NPO 美術教育支援協会理事長に就任、現在に至る。 自由学園 LA 「居ながらにして世界の美術館(遺跡)巡り」クラス・講師
私たちが日ごろ学んでいることを互いに紹介し合う他、皆が触れ合うプログラムを用意して、互いに交流する日です。LA協力委員会が中心となり、皆のアイデアを取り入れて、午前、午後を通した選択クラスの展示や、ワークショップ、懇親の集いなどを計画します。
「音楽」は言語を用いずに人と共感を分かち合う事のできる表現手段の一つ。作曲家は聴き手に伝えるためにどのような思考や感覚で作曲にアプローチするのか、さまざまな音楽スタイルを紹介しながらその秘密を解説します。
自由学園幼児生活団卒。 東京藝術大学作曲科卒。 アーティスト作品からゲームミュージック、 室内楽に至るまで幅広い分野で楽曲を手がける。洗足学園音楽大学非常勤講師。 主な著書:「よくわかる楽典の教科書」、 「DTMでクラシック~名曲で学ぶ表情豊かな打ち込みテクニック」 「絶対!わかる 楽典100のコツ」等多数。
新型コロナウイルス感染症が2020年末に中国武漢で報告され、世界的流行となり私たちの生活は歴史的な影響を受けました。感染症は天然痘、ペスト、コレラと人類社会の歴史の一部でもあります。危機的な状況で、研究者は何を考えてきたのかをお話しします。
自由学園卒、2006年筑波大学大学院博士課程人間総合研究科修了。2007年国立感染症研究所感染症情報センター第一室研究員。2012年より現職。博士(ヒューマンケア科学)。
「インカの末裔」などと呼ばれてアンデス文明の直接の相続者のように呼ばれることもあるペルーやボリビアの高地先住民たちの社会や文化の変化と現状について、長年の現地調査の成果にもとづいてお話します。
東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学、 青年海外協力隊員、亜細亜大学経済学部、 東京大学大学院総合文化研究科教員を経て、自由学園 最高学部 特任教授。 東京大学名誉教授。
大量生産、流通による食の均質化から、世界の多様な食文化と味を守ろうというスローフード運動。日々の食卓とつながる世界の生産地への旅を通じて、私たちはどう食べていくことで世界を変えていけるのか。この機会に様々なアイデアを皆さんと共有したいと思います。
東京藝術大学卒。1994年、『フィレンツェ連続殺人』(共著・新潮社)でデビュー。 イタリアのスローフード運動を紹介。国内の希少な食材を紹介するスローフード協会味の箱舟担当。 著書に『スローフードな日本!』(新潮社)「本物を学ぶ学校」(婦人之友社)など。