教育内容・生活
中学年の学び - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育
教育内容・生活
「誰かの役に立ちたいという思いを大切にしたい」そして「学んだことを社会をよくするために生かせる人間になってほしい」というのが自由学園の願いです。
そのためには初等部の頃から、自分を取り巻く環境や地域に対する関心の芽を育むことが大切だと考えています。中学年では、学園周辺の地域について学んだり、地域の人々と交流する機会を増やしていきます。
自分の身の回りをきちんと整える。ルールを守る。そうした基本を重視することで、子どもたち一人ひとりに、自分はクラスや学校という社会の一員であるという自覚を持たせるよう働きかけていきます。
また上級生や下級生との関わりのなかで、責任感を育み、自分にできることは何かを考え、自分の意見をもって行動できる力の基礎を養います。
子どもが自ら発見し、考え、 答えを導き出す力を伸ばします。
人との関わり合いに慣れてきた3年生では、学びのフィールドをさらに広げます。学園以外の地域や他校のお友だちとのふれ合いを通して、他者からより多くのことを学ぶ機会が増え、初めての宿泊学習も経験します。
4年生になると知識のフィールドを世界の状況にまで広げます。国際協力に関する学びを通して困っている人に目を向け、自分たちにできることは何かを考えます。今までは自分たちのためだった学習を、誰かの役に立てるきっかけともなります。
自分で考え解決する「本当の力」を伸ばします。
4年生担任 真中 昭典
学校作り、生活作りを通して、
社会性を育むことを
大切にしています
自分の意見はきちんと伝えつつ相手の話もしっかり聞き、お互いを認め合いながら成長できる環境作りを大切にしています。学年を越えて「自分たちの学校をみんなで作っていくんだ」という意識や社会性の育成にも努めています。