低学年の学び - 自由学園 初等部(小学校)/東京の私立小学校

低学年の学び - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育

教育内容・生活

低学年の学び

低学年の学び
小学校低学年(1年生・2年生)の学び
  • 「自分のことは自分で」から 「友だちや家族への関心」へと広げていく

    子どもたちは入学したらすぐに小学生になるわけではありません。1年かけて初等部の生活を知り、慣れ、少しずつ自分のことは自分でできるように促していきます。 朝と帰りの生活整理は小学生としての生活を身につけるうえでも大切な時間です。 そして自分のことだけで精一杯という状態から、少しずつ友だちや家族にも目を向けられるよう働きかけていきます。

  • 自由学園について知り、 自然に親しむ

    キャンパスには自然がいっぱい。そして教室だけでなく、食堂、図書館、グランド、体育館、記念講堂など、建物があります。学園内を探検して、自分たちが毎日を過ごす環境がどのようなものかを知る。季節ごとに移り変わるキャンパスの風景から、四季の豊かさを感じる。身近な場所で、のびのびと五感を働かせながら、たくさんの発見や驚きの経験を積み重ねていきます。

自由学園の学び

頭と体を自由に動かせる環境を整え、
子どもたちの素直な「なぜ?」を引き出します。

  • これから始まる
    学園生活について学びます。

    1年生にとって学園での生活は初めてのことばかり。少しでも早く慣れてもらい、安心して毎日を楽しく過ごせるように、初等部のなかを探検したり、上級生と交流したりしながら、人との関わり合いのなかへ一歩を踏み出します。

    • 学園に慣れる
    • 初等部探検 四季を知る
    • 木の名前を知る 校外学習
    • カブの栽培
  • 少しずつ周りに目を向けて生活します。

    2年生になると学園生活にもだいぶ慣れてきます。そこで周りに目を向け、守衛さんや健康管理室の方々などの働いている姿を見て、自分たちがどんな人にお世話になっているのかを理解します。近くの落合川にも出かけ生き物の採取に挑戦します。

    • 1年生との交流
    • 川の生き物
    • 台所見学
    • 野菜の栽培

基礎力を養い、学ぶ力の芽を伸ばします。

  • 初めて習うひらがなは、じゆうがくえんのじです。字を丁寧に繰り返し練習します。生活や季節に合わせたお話や詩の音読を通して言葉の感覚や表現する楽しさ、みんなと声を響き合わせる喜びを味わいます。毎日日記を書いて当番が全校の前で読むことを1年生から取り組んでいます。漢字検定は2年生以上が受検します。
  • 身の回りのものを数えたり形を作ったり、育てているインゲンの葉の長さを測ったりと具体物を用いた活動を通して学ぶ楽しさを味わいながら、数や図形についての感覚を豊かにします。基礎の計算を繰り返し練習し、かけざん九九を身につけます。また、文章問題を自分で作ることで計算力や数量の関係を表す力をつけます。
  • 野菜の栽培、果実の収穫をして、豊かな自然の中で生活している初等部です。創立者の言葉「生活即教育」を基本に、教科ありきではなく、まさに生活の中に、学ぶことがあふれています。季節や機会を捉えて生きた生活科を行っています。3年生からはさらに教科を超えた学び、初等部ならではの学習をしています。
  • マット運動、鉄棒、跳び箱など様々な種目の運動のリズムを言葉や音で表し、基本的な運動を楽しく習得していきます。ルールを守ってみんなとなかよく、心も身体も健康で意欲的に運動する力を育てます。
  • 芸術教育も主要教科と並ぶ教育の柱と考えています。誕生日会をはじめ、生活の中に歌声が響きます。みんなで歌ったり、リズムを打ったり、楽器を演奏したり楽しく学びます。また、ハンドサインをしながらの音程練習を重ね、声をそろえてしっかり歌えるようになります。
  • 毎日の生活や四季折々の自然から生まれる感動や発見と表現を繋げます。本物をよく見ることから始め、楽しく取り組みつくる喜びを育みます。動物園へスケッチにも出かけます。
  • 家庭の中で子どもが言葉を学んでいくように、英語に触れていきます。手遊びや歌遊び、絵本や劇活動を通して英語に親しむことを目標にしています。理解よりも、感性を育むことに重点をおいています。

1年生担任 鶴尾 基子

「新しいことへ期待感」を
しっかりと受け止めます

「今日は何をやるんだろう、どんなことを学ぶんだろう」。そんな子どもたちの“ワクワク”を、いろいろなことに挑戦する行動へとつなげていきます。また子どもたちの気づきを大切にし、温かいクラスを育んでいます。