熊本大学教育学部の学生の皆さんにタッピングタッチの講習を行った。避難所などに行きボランティアをしたかったが、何をしたら良いかわからなかった学生さんは、今後支援するための手法を学べて良かったと喜んでいた。自由学園女子部卒業生の方々5名も参加してくださり、ゆったりする時間を持っていただくことが出来た。苫野一徳先生の教育思想という講義の中で行わせていただき、自由学園の学生・生徒が支援をなぜ行うのか、自由学園の教育との関連について問いが立てられた。困っている人がいたら足を運んでサポートすること、実践的な学びの重要性が学生から語られた。その後、阿蘇市立一の宮小学校に行った。現在も避難所として50名ほどの方が体育館に避難されていた。ここでは避難されている方と支援者の方を対象にタッピングタッチによる心のケアを行った。ケアをさせていただいた後は「身体がポカポカする」「眠たくなってきた」など感想が聞かれた。段ボールの上に薄いマットを敷いて布団にしている方のストレスが軽減されたことが実感できた。同行して下さっている中川一音さんが、熊本県民テレビKKTのテレビタミンという番組で被災者支援としてタッピングタッチを紹介された。