高等科３年生は、３月３日から宮城県仙台市の十三浜で活動をしています。
３日目は、昨日に引き続き、漁師さん宅と相川保育所に分かれて活動をしました。
３名の生徒は、朝５時３０分から船に同乗させていただき、わかめ漁のお手伝いをさせていただきました。
強風の影響もあり船が揺れ、通常時よりも困難な作業になりましたが、無事に１１月に種付けをしたわかめを収穫することができました。
浜に到着後は、わかめとメカブを切り取り、わかめは、その場で湯がいて、冷水で冷やしました。
作業終了後には、採れたてのわかめとメカブをその場で湯がいて食べさせていただきました。
午後は収穫したわかめを塩漬けにし、昨日に引き続きわかめの芯抜きとラベル貼りのお手伝いをしました。
相川保育所のメンバーは、つぼみ菜と呼ばれる葉もの野菜の収穫のお手伝いをしました。
生徒は、園児に寄り添いながら作業にあたり、レジ袋２０袋以上ものつぼみ菜を収穫することができました。
園長先生からは、「収穫の仕方など本当に良く面倒を見てくれた」とお褒めの言葉をいただきました。
午後は、保育所の窓磨きや砂場の消毒、卒園式の飾り作りのお手伝いをさせていただきました。
最後にはお別れ会を催していただき、「また来るね」と約束をして保育所を後にしました。
夜は、復興活動として音楽活動をしているミュージシャンの渋谷修二さんにLIVEをしていただきました。
９月にもLIVEをしていただき今回は２回目となりました。
生徒が大好きな「土偶」が流れると皆から大歓声がわき、サビの部分は大合唱になりました。
現地では、高台に新しい住宅なども建ち始め、復興が進んでいる箇所も見られましたが、新しい家の建設待ちで現状復帰できていな方も多くいらっしゃいます。
また浜の岸壁が津波で損傷したままになっている現状もあります。
私たちにできることは、本当に小さいことですが、震災後にできたこの繋がりに感謝して、今後も活動を発展していければと思います。
