高等科1年生「腕時計の分解・組み立て実習」-2日目-/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育
近況
2015年2月18日
高等科1年生の「腕時計の分解・組み立て実習」が昨日から始まりました。 機械式時計は様々な技術の結晶といわれていますが、生徒たちは5日間をかけて、完成品を分解し再び組み上げる作業を通じ、その一端に身をもって触れる体験をします。 自由学園では実物に触れ物事を原理から学ぶことを重視しており、今回の腕時計を通した学びも大切にしています。 (自由学園の独自の学びについてはこちらから。) 指導者は荒木斎氏(男子部44回生)他、3名の技術者です。 昨日から始まった実習を迎えるにあたり、先週に事前学習をおこないました。 (事前学習の様子についてはこちらから。) 初日の昨日は、時計の文字盤側の部品を外す作業をおこないました。 2日目の本日は、時計の心臓部であるてんぷアンクルや、その他の歯車を外す作業をおこないました。 非常に細かいパーツを扱うため、指導者の方の説明を注意深く聞き、「キズ見」と呼ばれる拡大鏡を用いて集中して取り組むことができました。 明日から、分解した時計を組み立てる作業に入ります。