男子部で木製のカヌーを作り始めて9年目。カヌー(全長10M)をこの時期、クラス全員で一艇作ることはとても大切な時となっている。更に全て手作りでできる乗り物、カヌーを作り上げる様々な工程の体験は忘れられないものでもある。指導は名栗カヌー工房(特定非営利活動法人・NPO法人:http:// www.naguri-canoe.com/)の山田直行氏。4月にクラス全員で工房見学をしてカヌーの作り方を学んだ。その後,組立式のカヌーを作る上で、4~6人が1チームとなるグループ分けをする。2Mの先端部を作る2チーム。1Mの胴体部を作る6チーム。各チームで木型作り、杉棒はり、磨き、ガラスクロスとFRPで仕上げた。今年は更に木工の好きな有志4人で3M艇をも仕上げることができた。10月15日と22日、名栗湖でよい天気の中、自分たちで全て作った乗り物を試乗した。かなりの水漏れはあったものの湖面上での安定した走りだった。
カヌー工房の見学
製作風景(1)
製作風景(2)
(写真・文:男子部教師 中川 龍)