高等科2年生 間伐材で道作り/近況 - 自由学園 男子部/東京の私立中学・高校

高等科2年生 間伐材で道作り/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

高等科2年生 間伐材で道作り

2007年10月30日

高等科2年生は10月16日~19日と22日~26日の前後期に分かれて、クラスの半数ずつが名栗植林地で林内作業道作りを行った。1950年に始められた名栗の植林地では、生徒たちの手により樹齢58年生の健康な林が作られている。昨年からは、間伐材を使って路肩のしっかりした幅1~1.5mの道を作っている。山の斜面に路肩用の丸太を置き、山の斜面を鍬で削って道を作る。45度を越す急斜面や岩の多い所もあり、最初は「こんなところに道が作れるんですか」と言っていた生徒も、頑張って出来上がった道を見て、充実感を覚えたようである。世界中でCO2削減のために森林の大切さが叫ばれているが、森を作る大変さを実際に体験し、環境問題を机上の問題で終わらせない青年を育てていきたいものである。

(男子部教師・山本幸右)

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