高等科1年生 -20代の卒業生から学ぶ-/近況 - 自由学園 男子部/東京の私立中学・高校

高等科1年生 -20代の卒業生から学ぶ-/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

高等科1年生 -20代の卒業生から学ぶ-

2014年3月20日

高等科1年生は「生き方を考える」と題し、1年間通じて地域や社会について学びを深める時間をとってきました。
19日、最後の取組みとして20代の卒業生3名を教室にお招きし、お話しをしていただく機会を設けました。

職種も経歴も異なる3名のお話は、職業に関することやプライベートのこと、そして学校で学んだことがどのように社会で役立っているかということまで多岐にわたりました。

「社会に出るとある一面では敵わない人とも必ず出会う。ただしその人がパーフェクトであるとは限らない。自分の勝負できるフィールドを見つけて自分の強さを生かして関わっていくことが大切。」
「社会人になって必要なことは社会人になってから学ぶことができる。今学生のあいだに身につけておくことはとにかく目の前のことを一生懸命やること。いろんな人に関わること。生活を楽しむこと。知識を蓄えること。」
「すべての物にもその背景にいろいろな人が関わっている。学生時代から、目の前のものに対して、その背景を想像できるようになっておくことが大事。」
「社会に出てかっこいいと思う人はなにか一生懸命にしていた人。一生懸命になれるものを持っている人。」

いま社会人として努力を重ね一歩一歩成長されている卒業生の言葉に、生徒たちは2時間のあいだ集中して聞き入っていました。

生徒たちの感想には次のようなものがありました。
「社会人も楽しそうだと思った。」「一生懸命やることが大切だと改めて思った。」
「職種は違ってもやる気や情熱が共通して基本になる。自分のおかれた環境で自分の強みを見つけ、自分の決めたことを一生懸命やることの大切さを感じた。」
「学校生活で無駄だと思っていることもなにかにつながっているということを思った。」

お忙しいなか、また平日にも関わらずお仕事を調整して駆けつけてくださった卒業生の方々にこの場を借りて深く御礼申し上げます。

カテゴリー

月別アーカイブ