雑誌『数学教室』2016年5月号に、「みんなで学ぼうホントの算数・数学―楽しくなくちゃやる気にならない―①」という特集が組まれています。
その中で、自由学園の中等科・高等科で数学を教えている高田貴教諭が、以下タイトルで、たためる正多面体の模型の作り方を紹介していますのでお知らせいたします。
正20面体と正12面体の立体模型の作り方は、高田教諭のオリジナルです。
『数学教室』~子どもも親も先生も、わかってたのしい算数・数学~
数学教育協議会/国土社発行
2016年5月号 No.767 P12~15に掲載
【特集】みんなで学ぼうホントの算数・数学
―楽しくなくちゃやる気にならない―①
●手にも考えてもらう数学「正多面体:たためる模型の作り方&見取り図の描き方」…高田 貴
関連サイト
高田教諭は、授業で直方体の切り口を見せるなど、立体模型を作成していましたが、収納しやすいように平面の形で保存したいと考えたのがきっかけで、さまざまな正多面体の立体模型の作成の研究を始めました。
正4面体、正6面体、正8面体の立体模型の作り方は以前からわかっていましたが、正20面体と正12面体の作り方は高田教諭のオリジナルで、約1年前に試行錯誤して完成させました。また、正20面体と正12面体のフリーハンドでの描き方も、数年前に考案したオリジナルです。
正多面体の研究は、昨年の学業報告会の折りに、男子部(中等科・高等科)の生徒たちと少し進めることができました。まだまだ研究の余地があるので、さらに進めたいと高田教諭は考えています。