3年生は、総合学習で「ムギ」について学習しています。
今日は、最高学部の先生であり、自由学園 環境文化創造センターに所属されている大塚先生(専門:自然誌、生物・農芸)と柏木先生(専門:自然誌、植物育種学)に授業をしていただきました。
これまで、ムギからできている身の回りのものや、小麦から作られる食品などについて学習してきましたが、今日は「ムギの穂」や「麦粒」の実物を見せていただき、実際に石臼を使って、粉挽き体験をしました。
子どもたちからは、「実際にやってみると、思ったよりも全然粉にならなくて、驚きました。」といった感想が聞かれました。
自由学園のある東久留米市では、柳久保小麦という小麦を使った地域の特産品が販売されています。また、初等部では週に1度のパン食事の日に、パン工房で作られたパンをいただいていますが、その材料にも地域のコムギが使われています。別日に社会科の授業で、パン工房で働いている方々にインタビューをする予定になっています。
実際の体験を通して、子ども達の関心がどの方向へ広がっていくのか、また学びがどのように深まっていくのか、教師も一緒に学びながら学習を進めていきたいと思っています。
↑授業の様子。地図や実物のムギの穂等、いろいろなものを見ながら話を聞きました。
↑粉挽き体験の様子。3種類の石臼で粉挽きをしました。