11月17日(土)、暖かい日差しの降り注ぐ初等部体育館で、初等部の校内音楽会が行われました。
会場に足を踏み入れると目に飛び込んできたのは、各学年の美術作品。美術の授業でも、音楽会に向かって準備してきました。各学年が、それぞれ自分たちの歌や合奏の音をイメージして、絵や作品に表したものが展示されています。
音楽会の目標は、【心をこめて ~指揮をよく見る 伴奏をよく聴く よく歌う~】です。
今までその目標を胸に、各学年練習を積み重ねてきました。いよいよ発表する時がきました。初等部生は皆、緊張した面持ちで、座席に座っていました。
1年生の明るく元気な歌声でスタートした音楽会。ミュージックベルの音色も、綺麗に響き渡りました。全員が集中し、自分の音を心をこめて演奏しました。
2年生の歌も、2年生にぴったりな元気な曲。全員が大きく口を開けて勢いよく歌い上げました。メロディオンの合奏も、息が合っていました。
3年生の歌は、歌詞をよく理解して歌っているように感じられました。そして、圧巻だったリコーダーと和太鼓の合奏。美術の授業で一人ひとりが染めて作ったハチマキを巻き、力強く演奏しました。
第一部の最後を飾るのは、1・2・3年生の歌。三学年の声が一つになり、第一部を締め括るにふさわしい合唱となりました。
休憩の後は、4・5・6年生のリコーダー合奏と歌。
落ち着いて指揮をよく見る高学年生。ソプラノとアルトにわかれたリコーダーの音色と歌声が響き渡り、会場中が惹きこまれました。
最後は、全校合唱です。聴きに来てくださった保護者の方々や、教師も一緒に歌いました。皆、晴れやかな表情で歌っていました。
どの学年も、一人ひとりのパワーが伝わる、素晴らしい合奏合唱を発表する事ができたのではないでしょうか。
演奏だけではなく、音楽会のリーダー(6年生4人)の司会も、音楽会を盛り上げてくれました。
いよいよ今日は、池袋の芸術劇場で行われる自由学園音楽会。
自由学園音楽会は、4・5・6年生の歌からスタートします。四年に一度の大舞台です。心をこめて歌えますように。