5年生は10月21日に、埼玉県飯能市にある自由学園名栗植林地ヘ見学に行きました。
見学に行くまでに事前学習を男子部の山本幸右(たかあき)先生に4回していただきました。
創立者が学校林を大事な教育の場として選んだ理由や、今までの名栗での活動の歴史、森林の役割や木の種類についてなど、色々な角度から学びました。
１０月１２日 山本先生の授業
名栗の見学では男子部高等科2年生の前半グループの人たちが、１家族に2～3人ついて山の中を案内してくださいました。実際に林の中の木の数え方や、木の太さを測る作業を男子部の方が丁寧に教えてくださいました。
１０月２１日 ５年名栗見学
また山本先生が5年生の希望に応えてチェーンソーで木を切るところを見せてくださいました。
切り倒された木を持ちあげてその重さを感じたり、チェーンソーの音から守るヘルメットをかぶってみたり、子どもたちは興味をもって体全体で学んでいました。
林業体験をした後、活動の拠点である山小屋へ行きました。
ちょうど社会の時間でも山地のくらしについて勉強したので、山小屋では実際に食事や水はどうしているのか、どんな暮らしをしているのか男子部の人に答えていただき確かめることができました。
そしてお弁当をいただき、最後に山小屋周辺の見学をして帰りました。
山本先生をはじめ男子部の方たちが初等部5年生のために、女子用のお手洗いを作ったり、危なくないように整備したり、たくさんの配慮をしてくださったおかげで、とても貴重な体験学習ができました。縦のつながりも深まった1日だったと思います。
