10月12日、初等部71回生の赤木努さんが、5・6年生それぞれ1時間ずつお話をしてくださいました。
赤木さんは三菱商事に勤めておられ、仕事の関係でコロンビアへ1年間行かれました。
コロンビアという国ができたのは約200年前。歴史が浅い南米での生活は、歴史の深い日本とはずい分違って、自分の当たり前と思っていたことが当たり前ではなかったそうです。
食べ物や言葉のほか、時間の感覚や生活習慣の違いには驚いたそうです。
でも違うところだけではなく、似ているところもあり、その中でもコロンビアの人が非常に大事にしていていいなぁと思ったことが2つ。１つ目は友情が厚い、2つ目は家族をとても大切にしているところ。忘れかけていた親への感謝や「ありがとう。」という言葉の温かさをコロンビアに思い出させてもらったと赤木さんはお話しされました。
そして、言葉も通じない新しい地で一番感じたことは、初等部で学んだことがとても役に立った事だそうです。例に挙げるならば、
・初等部の時に毎日日記を書いたことがその後に活かされ、コロンビアではスペイン語で日記を書き続けられ語学習得に役立った。
・毎日していた掃除が、今では無意識にできている。
・言葉が通じないコロンビアの人とすぐに打ち解けられたのは、5歳から続けてきたサッカーのおかげだった。
など。これらを通して、
「何でもよいから、何か一つでもあきらめずに続けるという事をぜひやってほしい。」
と子どもたちに熱く語ってくださいました。
5年生はちょうど社会科で地球儀や世界地図を使って世界についての勉強をし、6年生も歴史を勉強していたので、海外で生活した方の生の声を聞く事ができて、さらに学びを深められたよい機会でした。
＜6年箱根宿泊学習速報！＞
10月18日（火） 6年生は宿泊学習のために箱根に向かいました！
早速現地から「雲がかかっていますが、富士山も見えます。」と写真と共に便りがきました。
今日もお天気がよく、予定通り登山へ出かけました。
詳しくはまた後日お知らせします！
