1学期間かけて行ってきた4年生の蚕の勉強。
12日には、午前中かけて繭の糸取りをしました。
一人ひとりが作って持ってきた糸取り機を使います。
糸を巻きつけて、ぐるぐるまわしていきます。
100回巻いたら1として正の字を書いていきます。
小声で数えながら、黙々と正の字を書いていきます。根気のいる作業です。
「もう2000回巻いたのにまだまだだ。」
「こんなに糸を出していたんだ。」
という感想が聞こえてきました。
糸取りが全部できると、ふぅ終わった、と力尽きている人もいました。
糸取りが終わり、何メートルだったかを計算します。
1000メートル以上に上った人が、半数以上いました。
絹糸は、光沢感があり、さわってみるとつやつやしていました。
そして一昨日、蚕の勉強のまとめとして、
蚕の一生を振り返りました。虫の特徴も併せて学びました。
蚕を一人ひとり育て、貴重な勉強をすることができた1学期でした。