4年生が桑の葉を教材として勉強するのは、蚕を育てるためでした。
(4月21日の「桑の木」参照)
4年生1学期の理科の大きな勉強のひとつです。
蚕を大事に育てることで、虫の一生や体のつくりを勉強します。
5月17日から一人5頭ずつ飼い始めました。
卵からかえった日から、毎日桑の葉をやり、観察して育てています。
重さも量ります。8日目に量ると、0.06gほどでした。
一人ひとり蚕ノートを作って、スケッチしたり、気づいたことを書いていきます。
まゆを作る前の一番大きな時には、画用紙にスケッチしました。
色や形をよく見て描き、新たな発見もありました。
桑の葉をむしゃむしゃ食べ続ける蚕。
休み時間や放課後に、桑の木のもとに向かって桑の葉を袋にいっぱい入れてくる姿が見られました。
皆、蚕をよくかわいがっています。
「桑の葉を取りに行こう。」
「もっと蚕を飼いたい。」
「全部まゆになったよ。」
子どもたちの会話の中にも、蚕の話がよく登場します。
糸取りは、7月はじめにします。
まだまだ蚕の勉強は続きます。