授業参観と父母会がありました。
初等部の普段の授業の様子をお家の方々に見ていただきました。
授業参観の後には、小児科医であり、脳科学者でもある成田奈緒子先生が講演をして下さいました。
早期教育や英才教育が話題になる一方で、
人間の脳の発達には、その発達に適った順序というものがあり、その順序が崩れると、心身の成長のバランスもいずれ崩れてしまうというお話でした。
成田先生は、幼少期の脳の発達に特に重要なことは、十分な睡眠と、毎日決まった規則正しい生活であることを強調されました。
そして、手足をよく動かして、友達と触れ合いながら、思い切り遊ぶことが脳の働きを活性する、ということも教えて下さいました。
勉強については、夜遅くまで勉強するよりも、ぱっと寝て、早起きして勉強をする方が効率がよい、ということを教えて下さいました。
初等部で子どもたちに励ましている「パット生活」や「生活表」の取り組みが、
子どもたちのよい成長に結びついていることを感じさせてくれるお話でした。