自由学園の美術教育の特徴は、対象物をどのくらいの大きさにするかを考える測りのような目が求められる“大きな一枚の絵”と“対象となる自然が沢山あること”です。この二つの要素が詰まった作品はもちろんですが、他にもいろいろな作品が展示され、大雪にも関わらず多くの方がご来場してくださいました。
【左下:1年生の初めての作品】筆に迷いがなく、墨の勢いが気持ち良い作品が生まれました。
【右下:2年生合作 上野動物園】お誕生日会の装飾。動物たちが今にも動き出しそうですね。
【左下:3年生版画 運動会】自然と綱が見えてくる力強い綱引きが表れています。(ちなみに初お披露目)
【右下:4年生合作(上)と人物観察(下)】一つひとつ物事を噛み砕いていく力が育ちました。
上は、先日の「冬の学校」の様子が描かれた大きな絵巻物です。楽しい様子が伝わってきます。
下は、アメリカンフットボール選手の先生をモデルに様々な角度から観察してデッサンしたものです。
【左下:5年生 木】実際に触れて、目に見えたまま表現された木。一つとして同じものはありません。
【右下:6年生 銅の溶接】繊細さと器用さ、そしてそれぞれの頭の中の自由なイメージが表れています。
その人はどういう気持ちで作品を作り、その時に何が見えたのかを聞きたくなるパワーが凝縮されたものばかりでした。
みんなで観合えたことが刺激になり、これからの活動がより深くて面白いものとなることでしょう。
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