「季節だより」とはそれぞれの季節の理科や総合の時間に外に出て、初等部の庭を歩いて自然の四季を比べたり、その季節にしか見られないものを探してみたり、実際に手にとっていろいろな感覚を使って観察をしたりします。
そして今日、六年生が初等部生活最後の「季節だより」の授業をしました。
今回のテーマは【クローズアップ冬芽】です。
外は快晴、気温も高く暖かい中、いろいろな“冬芽”を探していました。
枯れ葉が綺麗に残って付いている木や、つぼみや新芽など春の準備を始めている枝など、いろいろなものを見つけていました。
最後の「季節だより」ということもあり、スケッチに気持ちをこめて、良い目をして冬を感じていました。
外はまだまだ冬ですが、植物はもう春の準備を始めています。自然は本当に不思議です。
今年の春は、どんな春になるのか楽しみですね。
小さな葉痕を見つけて描いている子どもがいました。
それを見て、ある人は「一つ眼に見える」と言い、ある人は「猿の顔みたい」と言い、ある人は「布で包まれた子どもみたい」と言っていました。
同じものを見ていても、一人ひとり見え方も感じ方も全然違うということを、改めて感じることが出来た会話でした。
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