楽しみにしていた水曜日は、あいにくの雨もよう。
金星の太陽面通過を観察したくても、一面の曇り空に阻まれています。
ところが、4時間目の授業が終わった頃、食堂前に子どもたちが集まり始めました。
「今なら見えるよ!」
という声を聞きつけて、太陽メガネを片手に校舎から子どもたちが飛び出してきます。
太陽の右肩あたりに見える、黒い影。
諦めていた金星の姿を、自分たちの目で見ることができました。
芝生の隅には、じっくり観察しようと寝転んでいる人もいました。
先月の金環日食から、子どもたちの天体への興味がどんどん膨らんでいます。