3日目。
朝は寮の敷地内で、動物のフィールドサインを探しました。
「これ、イノシシの掘った跡じゃない?」
「ウサギの糞があった!」
慣れてくると、動物たちの夜の活動が浮かび上がってきました。
箱根関所付近に移動し、江戸時代の学習をします。
歩いていくと、「江戸から24里」と書かれた一里塚がありました。
江戸から約100km、当時の旅では、箱根を通過するのはおおよそ3日目だったとされています。
旧東海道の杉並木では、友だちと協力して、杉の太さを測りました。
5mを超す、太い杉もたくさんありました。
グループごとに、箱根の関所跡と資料館を見学しました。
「関所破りについての展示、怖かったよ」
「女の人に厳しかったってひどいよね」
様々な感想が飛び交っています。
次に、三島側の旧東海道の石畳を歩きました。
江戸時代、どこかに向けて旅をすることは、どうやらとても大変だったようです。
昔の様子を想像しながら、急な道をひたすら登っていきました。
昼食の後は、途中で一度海賊船に乗り、他の行程は歩いて寮に戻りました。
2日連続でよく歩きましたが、まだまだ皆は元気です。