卒業生「(財)共用品推進機構・(株)タカラトミー 星川 安之さん」からのメッセージ - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

卒業生「(財)共用品推進機構・(株)タカラトミー 星川 安之さん」からのメッセージ - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

就職・進路

卒業生からのメッセージ

自分の人生を生きる、「OB・OGたちのストーリー」
卒業生からのメッセージ

星川 安之さん
1980年、株式会社トミー(現タカラトミー) に入社し、
現在も株式会社タカラトミーに在社。
1999年に財団法人 共用品推進機構を設立。
専務理事に就任する。

日々課題を発見し、解決し続ける「体力」が養われた学園生活

障害の有無にかかわらず、より多くの人が使える製品やサービス(共用品)を、日本や他国で作りやすい仕組みをつくる仕事に従事しています。

最高学部4年の時、障害のある子どもたちが遊べる玩具が少ないことを知りました。玩具メーカーに入社し、障害のある子どもたち専用の玩具を開発した後、障害の有無にかかわらず遊べる玩具(共遊玩具)をつくる仕事、そして玩具以外の製品を障害のある人でも使える製品(共用品)にする仕事へとつながっていきました。

その後、障害者団体・高齢者団体と、各種企業、業界団体、研究機関、関係省庁などと連携しながら共用品を推進させる組織(E&Cプロジェクト)を立ち上げ、1999年には、財団法人 共用品推進機構という公益法人として正式に発足しました。現在、国際標準化機構(ISO)と連携し、その活動は世界へと広がっています。
毎日の仕事は、課題をどのように発見し、そしていかに解くかの連続です。その基礎を、自由学園で学びました。

関連情報

共用品という思想 2011年 岩波書店 後藤芳一・星川安之 共著
アクセシブルデザイン入門 2007年 日本規格協会 佐川賢・星川安之 共著

1980年、株式会社トミー(現タカラトミー) に入社し、
現在も株式会社タカラトミーに在社。
1999年に財団法人 共用品推進機構を設立。
専務理事に就任する。