ネパールワークキャンプ活動報告(5)/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

ネパールワークキャンプ活動報告(5)/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

ネパールワークキャンプ活動報告(5)

2023年8月29日

8月25日
ネパールに滞在するのも、もう5日目です。今日もゴサイクンダの植林地に調査に行きました。ゴサイクンダの手前側、2日目に行ったところです。
今日の調査では植えた苗のなかで残っているものの種類と数を集計しました。天候もそこまで悪くなく、霧に包まれた山は涼しくて気持ちがよかったです。

植林地の風景

  

調査の帰りには、こないだ行ったチェタナケンドラの近くのお店で、チヤをいただきました。すると、店の奥からそのお店の息子さんと娘さんがいらして、先生方と「懐かしい、懐かしい」と言ってお話されていました。

テキストを使ってネパール語を習っている

 

途中、花井さんも来られて、お話していると、ガスボンベの交換する業者さんが来ました。様子を見ていると、ボンベをトラックの荷台から投げて地面に落とし始めたのです。とてもびっくりしました。花井さんによると、あまり給料もよくないだろうし、ボンベもとても重いのでいちいち丁寧にはやっていられないのではないかとのことでした。
午後には、学部チャンネル730の放送を行いました。ネパールと日本を繋ぐ放送は、咲花先生の司会で進み、神先生からネパールワークキャンプの歴史の解説があり、神先生の質問に私(二宮)が答える形のコーナーがあり、最後に視聴者の方からの質問にお答えするという流れで進行しました。
 

学部チャンネル730放送中

このワークキャンプは当時の男子最高学部が1989年に3カ国を調査し、最高学部生の活動場所と内容を検討した結果、ネパールで植林することに決まって始まったそうです。1990年よりネパールの組織や村人たちとの交流のなかで成り立っているとのことで私も聞いてはいましたが、実際に現地の人々と先生方がお話される様子を見ると、その関係の深さがいかにすごいものか、少しわかった気がします。
ネパールの話をする機会がこんなにも早く得られてとても嬉しかったです。この後もネパールを楽しみたいと思います。

 
文:二宮 新(最高学部3年生)、写真:小田幸子(最高学部教員)

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