冬季名栗での育林報告/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

冬季名栗での育林報告/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

冬季名栗での育林報告

2017年1月12日

男子学生による冬休みの名栗(埼玉県)での活動は、12月22日から28日と1月4日から9日の前期と後期に分けて行われた。前期は3年の2名、後期は4年の7名が参加し、指導してくださる山本幸右先生と山の仕事に臨んだ。前期は主に除伐と運材、後期は主に道作りと運材を行なった。それぞれ、大きな怪我もなく無事活動を終えた。以下、自身が参加した後期の様子について記す。

冬季名栗での育林報告

冬季名栗での育林報告

後期はお正月の三ヶ日が開けたところでスタートした。それぞれ暖かい実家での生活から一転、極寒の地での作業が身に応えたのだろう。参加学生の多くが風邪で体調を崩し、常にメンバーのうち1〜3人が欠けた状態で作業に臨むことになった。厳しい状況であったが、終始明るい雰囲気のなか、労働に臨むことができた。単純に丸太を運ぶだけのこともあれば、急斜面にどのように道を作れば良いか試行錯誤しながら作業することもあったが、皆一様に思い切り働くことの楽しさを実感しながら作業に集中していた。自由学園卒業間近のこの時期に、皆で働くことができ嬉しく思う。卒業論文の執筆とは違った角度から、自由学園での学びを再認識するきっかけになった。

文・写真:岩重淳之介(学部4年)

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