人間形成と教育ゼミの3年生井出光くん，興津耕助くん，上川仁くん，松島大輝くん，水野華奈さん（指導教員は咲花昭嗣先生）が，第2回秩父市ウッドスタート（誕生祝い品）事業用の木のおもちゃデザインコンペに応募し，優秀賞を受賞しました．
人間形成と教育ゼミの3年生は，4月からヨハン・ホイジンガ著『ホモ・ルーデンス』やロジェ・カイヨワ著『遊びと人間』などを読み進め，子どもの「遊び」をテーマに研究活動を行っています．今回のコンペ応募は「遊び」が社会にどのような影響を及ぼすのかを探るための試みのひとつです．
まずは，おもちゃ東京博物館に勤務する卒業生の遠藤智史氏から木のおもちゃについて講義をしていただき，コンセプトを「親子で遊べること」「五感を使って遊べること」と定めて，積み木を自作しました．また，秩父市らしさを出すため，収納袋として秩父神社にある北辰のフクロウをモチーフとしたパッケージを制作しました．このパッケージは，片付けることも楽しめるように，中に積み木をしまうとフクロウが立つように工夫されています．作品名は「ホーホーつみき」です．
「ホーホーつみき」ができるまで
人間形成と教育ゼミの皆さんおめでとうございます．ゼミ生の水野華奈さんは「ゼミ生全員で協力した結果です．遠藤智史さんと咲花先生のおかげです」と受賞を喜んでいました．初出展で優秀賞受賞は見事です．最高学部生の励みになります．
文：遠藤敏喜（学部教員）
写真：水野華奈（学部3年）
