卒業研究の進捗を発表する/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

卒業研究の進捗を発表する/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

卒業研究の進捗を発表する

2016年9月29日

9月27日学部棟の4教室を使用して、4年生による第2回卒業研究報告会が行われた。

ライフ

ライフスタイルゼミの発表

今回は新たな試みとして、会場を2階の4教室に分け、より発表者と聞き手の距離が近い中で具体的な研究内容を報告することに重点を置いた。報告会のテーマを「意見求む」とし、下級生も巻き込んだ雰囲気で会が進行する狙いを持って臨んだ。4年生は、1学期末の第1回卒業研究報告会後から、約2ヶ月の夏休みを経て卒業研究の内容を深化させてきた。各々、夏休みの自由な時間を使い、学外での実習や理論の実践を行ったことにより、研究の進捗状況を語る口調の端々からは前回よりも自信が伺えた。

文化と環境

文化ゼミと環境ゼミ

体操会の練習が開始し、当日も体操練習後の午前中を報告会に当てていたため、3年生以下にどのように興味を持ってもらえるか、ということは今回の大きな課題であった。そこで、4年生の顔写真と、研究タイトルを身近に感じられるような一言をクラス全員分集め、ポスターにして教室前に展示した。これらは教室に入る者の目を引き、実際に良きガイドとなっている様子が見られた。

教育とライフ

教育ゼミの発表

1時間弱の報告時間を各教室8人ほどの人数で割り当て、各教室の司会者は質疑応答を重視しながら会を進めた。ゼミによって、下級生の関心にばらつきがあったものの、前日までに机の配置を変えたりレイアウトを工夫したりして用意していた教室は、それぞれのゼミの持ち味を活かした時間を4学年で持つことができた。

数理と自然

数理ゼミと自然ゼミ

次回の報告会は2学期末に行われる予定だ。論文執筆と並行しつつ、最終報告会への重要なステップとなる。報告形式も本番に近い形で行う予定だ。ここからの2ヶ月、さらに充実した研究となるよう精進していきたい。

文:近藤紫織(学部4年・卒業研究報告会リーダー)
写真:田中悠貴(学部1年)

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