ネパール語の講義/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

ネパール語の講義/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

ネパール語の講義

2016年9月9日

最高学部では,今年度より第2外国語として新たに「デンマーク語」と「ネパール語」が開講されました.いずれも第2外国語として扱われることは珍しい言語ですが,自由学園が長く交流を持ってきた国の言葉です.

ネパールへは1990年以来,毎年夏に「ネパールワークキャンプ」として,最高学部生が主に植林活動を行うために行っています.ネパールは多民族多言語の国で,公用語がネパール語です.使われる文字は「デヴァナガリ」というヒンディー語などでも使われる表音文字で,原理としてはローマ字と同じです.

4月から始まった講義では,まず文字を覚えることに皆がとても苦労しました.講師の丹羽充先生は「夏にネパールに行くまでに読めるようになると良いですね」と熱心に講義を進めてくださいました.夏休みには短文40問の作文が宿題として出されました.ネパールワーク中に数人で一緒に勉強した人,日本で独りこつこつと取り組んだ人,とそれぞれでした.

9月最初の時間では,1人1問ずつ前に出てデヴァナガリで文を書いて発音し,それを皆で点検し,最後に先生に正誤を教えていただくというスタイルで講義を進めました.4月から学び始めた学生たちも,動詞の活用を少しずつ覚え,デヴァナガリも何とか書けるようになりました.少人数ならではの楽しい講義で,語学以外にも先生から伺うネパールの社会,文化のお話もとても興味深い時間です.

ネパール語の講義

ネパール語の講義

ネパール語の講義

文・写真:小田幸子(学部教員)

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