5月14日の土曜日の3年生へのキャリアガイダンスは若手卒業生6名に来てもらい、実際の就活体験とその後の就職してからの仕事体験など語ってもらいました。一方的に話を聞くのではなく、学生からも積極的に進路選択への疑問や悩みについて、質問をしてもらいました。
今回は、今までとは異なり、卒業後、企業就職した人、大学院進学した人、公務員受検した人に声をかけて、それぞれの体験を紹介し、今後の進路選択の参考にしてもらうという狙いがあります。
学生には、様々な卒業後の歩みがあり、多様な職種があることを実感してもらえたようです。例えば、営業という仕事について、どんな仕事なのか質問した学生がいましたが、営業の仕事にも業種によって様々なスタイルがあり、営業という言葉で一括りできるものではないということに気づき、「実際にOB訪問などをすることで確かめることの必要性を実感した」との学生からのコメントが聞かれました。
卒業生のメンバーの多くは学生が中等科1年生で入った時の高等科3年生の代から4名来ていただきました。いわゆる、学園用語のイチロクの関係のクラス同士。暖かい眼差しからの卒業生のアドバイスが彼らの心に響いているものと感じました。
文・写真:小堺康弘(キャリア支援室)